貴重な1点!阪神・北條、値千金の押し出し四球「見極めできた」
貴重な1点!阪神・北條、値千金の押し出し四球「見極めできた」 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース
(セ・リーグ、巨人1-4阪神、3回戦、阪神2勝1敗、21日、東京D)北條が値千金の押し出し四球を選んだ。追加点が取れずにジリジリした五回、しっかり見極めて貴重な1点をつかんだ。
「(コースに対する)目つけをしっかりして、見極めることができたと思います」
一回に福留の2号3ランで先制したあと、点が取れない。五回二死で、福留が左中間へ二塁打。原口が死球、鳥谷も四球で満塁となった。ここで北條だ。カウント1-2から高めの直球に思わず手が出そうになったが、こらえる。最後は低めの148キロにバットを止めた。マイコラスが思わず「○△×※!!」と声をあらげたほど微妙なボールをしっかり見切った。
金本監督も「鳥谷と北條が、きわどいのをよくね。一番、手が出そうな球だけど。あの四球はメチャメチャ大きかった」と思わずうなった。
不振で右投手のときはスタメンを外れることもあったが、前日20日までの中日3連戦(ナゴヤドーム)で先発起用され、打率・444(9打数4安打)。この日も四回にマイコラスから二塁打を放ち、調子は上向きだ。それでも「右でも左でも打っていかないとレギュラーにはなれない。頑張ります」と笑みはない。これからも一心不乱に白球に食らいつく。
だめ押しの押し出しを選んだ北條がクローズアップ
打率も上向きとの事で、ここから若虎の逆襲が始まるといっても過言ではない