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阪神・能見 もったいないポロリ…虎投手陣12球団ワースト7個目

阪神・能見 もったいないポロリ…虎投手陣12球団ワースト7個目 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 

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セ・リーグ 阪神1―4巨人(2017年4月22日 東京ドーム)

 ベテラン左腕がミスに泣いた。阪神・能見は6回2安打2失点の好投を見せながら、自らの失策を起点に作られたピンチで決勝点を奪われた。

 「自分のミスから始まったので、何とか抑えないと、という気持ちが、力みにつながってしまった」

 1点リードの3回先頭、投手・田口の一塁への高いバウンドのゴロで入った一塁ベースカバーの際に原口のトスを取り損ねて塁に出した。四球と犠打で1死二、三塁とされると、坂本勇には内角低めに投じたフォークを膝を折りながら中前へ運ばれる技ありの逆転2点適時打を浴びた。わずかな綻びを宿敵につかれた。

 能見に限らず投手陣はどうも開幕から地に足が付いていない。チームの18失策中、実に7個を投手が占め、当然のごとく12球団ワースト。直近で言えば、15日の広島戦(甲子園)で青柳が捕球ミス、悪送球を続けて3回6失点でKOされた。香田投手コーチも「ベテランらしく、粘り強く投げて6回まで来てくれたけど、今日は3―1(投手の一塁ベースカバー)のプレーだな」と苦い表情を浮かべた。

 投球自体は直球で右打者の内角を突き、変化球も低めに制球して持ち味を発揮。4回以降は1安打に封じ込めた。今季初めて中5日で臨んだマウンドで意地を見せただけに一つのミスが「痛恨」となってしまった。

 今季初勝利が再び持ち越された一方、前回16日の広島戦(甲子園)でも強力打線相手に5回1失点と粘り、今回も今季2度目のクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)を達成し、金本監督も「辛抱強く投げていたけど。ポロッとしたのは、もったいなかった。それ以外は2安打だし。十分、投げてくれた。次につながると思う」と107球の力投を称えた。「低めに丁寧に投げることで、最低限ですが、6イニング投げることができました」。確かな手応えを次こそは白星につなげたい。(遠藤 礼)

 

せっかくの好投もミスがあっては勝てる試合も落としてしまう見本のような試合であった。

好調に見えて見過ごされていたが、投手陣のエラーは12球団ワーストとの事。

このミスで、真綿に首を絞められないよう気を引き締めるべきである。