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ノムさん、阿部を空振り三振に仕留めた阪神・桑原を評価「投げっぷりはいいよね」

ノムさん、阿部を空振り三振に仕留めた阪神・桑原を評価「投げっぷりはいいよね」 - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)

 

 サンケイスポーツ専属評論家の野村克也氏(81)が23日深夜放送のTBS系「S☆1」にVTR出演し、巨人-阪神(東京ドーム)を分析。2番手で登板した阪神桑原謙太朗投手(31)を「投げっぷりはいいよね」と評価した。

 プロ10年目の右腕・桑原は1点リードの六回二死一、三塁で代打・阿部を迎えた。野村氏は「高橋監督もここは勝負どころと使っている」と解説。それでも大事な場面で、桑原が阿部を外角直球で空振り三振に仕留めると、「あんまり出たことないピッチャーじゃないかな。(巨人は)資料がないんじゃないの」と指摘した。

 この日もボヤキ節は全開だった。一回、投ゴロに倒れた巨人・村田のサイド部分が広く刈り上げられた髪形をチェック。「村田の頭はなんだ。自分で散髪したのか」と表情を曇らせた。また二回に併殺打に倒れた小林の打席での構えを疑問視。「背中が反対にそっている。1割しか打てない原因は構えにある」と語った。

 一方、同氏の野球理論を網羅した「野村克也 野球論集成」(野村克也著、サンケイスポーツ編、徳間書店刊、四六判上製424ページ、税込み1998円)が全国の書店で絶賛発売中だ。サンスポで昨年4月から12月まで連載した「ノムラのすべて」の書籍化。プロ野球OBが単独著者として、総論から各論に至るまで体系的に解説した野球理論書を完成させたのは、球界でも初めてとなる。

 

桑原を評価する野村元監督。監督時代は暗黒期の中、中継ぎ陣に苦労している印象であったが、あの時代があったからこそ、星野政権時代の優勝があったわけで。

そんな野村氏に評価された桑原は若いとは言えないが、野村再生工場のお眼鏡にかかっただけで、期待してしまう。