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阪神・ドリス、球児&呉に並ぶ月間10Sまであと「1」

阪神・ドリス、球児&呉に並ぶ月間10Sまであと「1」 - SANSPO.COM(サンスポ)

 

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 キャッチボール中、ナックルの握りをするドリス。新球マスター!?(撮影・松永渉平)  

 

セ・リーグ阪神-DeNA=雨天中止、26日、甲子園)虎伝説のストッパーになる! ここまでセ・リーグトップの9セーブを挙げている阪神のラファエル・ドリス投手(29)が26日、あと「1」に迫った球団月間最多セーブ記録「10」へ「チャンスがあれば頑張るよ!」と頼もしく話した。今月は、あと4試合。更新も十分に可能だ。

 

 

 接戦に強い、今季の虎の象徴だ。失敗しないドミニカン、ドリスが、さらなるセーブの上積みを目指す。月間最多セーブの球団記録更新も、月間MVP獲得も、射程圏内だ。

 「チャンスがあれば頑張るよ。でも、あまり意識はしていない。自分の仕事をするだけだね」

 

 陽気な振る舞いと、献身的な働きぶり。ここまでの全20試合のうち、12試合に登板しリーグ単独トップの9セーブを挙げた。143試合に換算すると、驚異の「85・8試合登板」「64セーブ」ペースでのロケットスタートだ。

 

 降雨ノーゲームも含めると、この日でチームの試合中止は3度目。またも試合を流したのは、休養になった反面、“チャンス減”でもある。だが、これだけ中止があっても記録に迫っているのは、今季の虎がドリスに救われてきた、何よりの証拠だ。

 

 月間最多セーブの球団記録は、2007、11年に藤川が、14年には呉昇桓(オ・スンファン)がマークした10セーブで、すでに王手をかける。残りは4試合で、十分更新も可能だ。月間セーブ記録のセ・リーグ記録(日本記録)は、1997年8月に佐々木主浩(横浜)が挙げた14セーブで、こちらは届かない。だが、リーグ2位の記録は、2007年8月の上原(巨人)らの11セーブで、虎が接戦をモノにし続けるようなら、単独2位も見えてくる。

 

 周囲の不安を、剛腕で振り払ってきた。昨年10月に右肘を手術。契約も一旦解除されていたが、2月の沖縄・宜野座キャンプでのテストから再契約へこぎ着けていた。守護神の地位を勝ち取ると、開幕からは投球内容も日に日に安定。現在も登板8戦連続セーブ中で、ここ4試合は1人の走者も出していない。今季の虎は、七回終了時にリードしていれば6勝0敗。終盤に決勝打が出て、ドリスを中心に逃げ切るという展開も出来上がりつつある。月間最多セーブで肩を並べつつある藤川、呉昇桓と、同列に語られる日もそう遠くはないはずだ。

 

 「並べたら光栄だね」

 ニッコリと意気込む。月間MVP争いでライバルとなるのは4月すでに3勝の菅野(巨人)や同僚のメッセンジャーらか。前にも後ろにも頼もしい助っ投がいる。4月を最高のフィニッシュで突き抜け、ドリスは成功を積み重ね続ける。 (長友孝輔)

 

データBOX

 ◎…阪神選手の月間最多セーブは「10」。2007年7月、11年8月に藤川球児が、14年7月に呉昇桓が記録している

 

 ◎…月間セーブ数のプロ野球記録は、1997年8月に佐々木主浩(横浜)が記録した「14」。パ・リーグ記録は、昨年5月のサファテ(ソフトバンク)の「12」

 

なんとドリスが、チーム月間最多セーブ数に王手との事。

これは驚きであるとともに、頼もしい。

セーブがつくという事は、それだけ接戦をものにしているということでもあり、最後をキッチリドリスが、締めている証である。

月間の更新はもちろん、シーズン記録も塗り替えて欲しい

 

 


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