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阪神・糸井、「糸井の法則」で狙い撃ちダメ押し2点打!

阪神・糸井、「糸井の法則」で狙い撃ちダメ押し2点打! (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

 

セ・リーグ阪神6-0中日、4回戦、2勝2敗、28日、甲子園)確信のスイングが外角131キロ直球をジャストミート。七回一死一、二塁から浜風に乗せた左翼越えの2点二塁打が竜にトドメを刺した。“陰の主役”は、糸井だ。

 「良かったですね。続けていきたい」

 言葉少なにロッカーへ消えたが、2戦連続タイムリーに気分が悪いはずがない。打点を挙げればチームは7連勝。何より虎の難敵・大野を対戦17試合目でワースト6失点と沈める一打だ。一回にも右前打を放って今季7度目のマルチ安打とし、打率も・304と“定位置”の3割に復帰した。

 天然すぎる言動ばかりに目が行くが、野球の思考は緻密。「糸井の法則」の一端を明かしたのはオリックス・福良監督だ。日本ハムオリックスを通じての超人の恩師は言った。「死球の後のヨシオを見てたらすごいぞ。外角しか来ないと確信して振るから。集中力はすごい」。

 この日もそうだった。四回、右脇腹付近に当てられた。一歩間違えば大けがになりそうな死球も、驚異の動体視力で“最悪”を回避する。そして、ハンターと化し、次の打席から外角狙い一本槍。相手の心理を読み切って。大野の心も案の定だった…。五回は打ち損じたが、走者がいる肝心の七回は見事に「外」を仕留めた。

 日本ハム時代の2011年。リーグトップの19個の死球を受け、右手小指を骨折もした。そんな苦闘の日々で身につけた法則。タテジマにやってきても役立てた。

 パ・リーグの男が移籍してきて、開幕から1カ月。もう戸惑いもない。「セ界の糸井」が快調な猛虎を引っ張る。

四回に先制二塁打を放つキャンベル。遅れてきた助っ人が、チームを上昇気流に乗せた!

 

セ界の糸井」が3割にまた乗せてきた。

元々大リーグ志向が強く、それが原因で、日本ハムが早めにトレードでオリックスに移籍させたと記憶しているが、縦じまのユニフォームを着、「セ界の糸井」になったというのは、喜ばしい限りではないか。

 


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