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キャンベル活躍の裏にミスター・タイガースの“一喝” 実は「手を抜くこともあった」助っ人に効果てきめん

キャンベル活躍の裏にミスター・タイガースの“一喝” 実は「手を抜くこともあった」助っ人に効果てきめん (夕刊フジ) - Yahoo!ニュース

 

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阪神の新外国人エリック・キャンベル内野手(30)が来日初スタメンの4月27日、いきなり4打数2安打1打点の活躍。横浜DeNA戦(甲子園)に「5番・一塁」で出場し、最初の打席こそ二ゴロ併殺打に倒れたが、続く第2打席で左前へ来日初安打。4-2で迎えた7回2死三塁の最終打席では、左腕・田中の緩いカーブにタイミングを合わせ、ダメ押しの左前適時打だ。

 1軍昇格2試合目で先発起用を決断した金本監督は「練習の状態が一番、良かった。初スタメンにしては上出来です」と称賛した。

 春季キャンプ終盤の2月27日に左手首のけんしょう炎を患い別メニュー調整。先月12日にファーム公式戦で実戦復帰したばかりだが、「1軍で自分の力を出せばやれると思っていました」とキッパリ。原口、中谷ら一塁レギュラーの座を争うライバルが打撃不振にあえぐ中、すぐに結果を残した裏には、ある首脳陣の“一喝”があった。

 ファーム調整中のある日の練習でのこと。内野を守る機会が多かった助っ人がファウルラインぎりぎりに飛んだボールを捕ろうとせず、そのまま見送った。その姿を掛布雅之2軍監督(61)は見逃さず、カミナリを落とした。

 「守備もきっちりやらないと、一軍で活躍できないぞ」

 来日当初から口数の少ない助っ人に、周囲は「寡黙でマジメ」というイメージを抱いていたが、実は「細部で手を抜くこともあった」(チーム関係者)。日本球界をなめている助っ人が活躍できた試しはない。厳しい世界を知り尽くしたミスター・タイガースの一喝は効果てきめん。以降、真剣に野球に取り組むようになったという。

 お立ち台で3万人超の虎党を前に「長い野球人生で最高のファンの方々です!」と頭を下げたキャンベル。おごることなくチームの奪首に貢献してほしいものだ。 (山戸英州)

 

キャンベルに対して喝を入れたミスター・タイガース。

虎戦士は往々にして、少しでも活躍するとちやほやされる。

まして、今まで実績がある助っ人外国人であれば、なおさらだ。

そんな危険な兆候を先行して察知し、喝を入れるとは流石である。

 

 


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