虎党日和

愛すべき阪神の日々のニュース更新

阪神・高山「打った瞬間」先頭打者弾 94打席目で待望1号

阪神・高山「打った瞬間」先頭打者弾 94打席目で待望1号 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 

f:id:hibimoromoro:20170503084222j:image

 

 ◇セ・リーグ 阪神1―4ヤクルト(2017年5月2日 神宮)

 

 痛い敗戦にも収穫はあった。4試合ぶりにスタメン復帰した阪神の1番高山が初回に先頭打者本塁打。ブキャナンの2球目直球をバックスクリーン中段へ放り込んだ。特大弾がバットから放たれたとき、試合開始から11秒しか経っていなかった。

 「打った瞬間にホームランと思えたぐらい、いい感触で捉えることができた。1回の先頭打者で、ゲームの最初の打者。チームに勢いが付けられたらと、塁に出ることだけを考えていた。結果としてホームランになってくれてよかったです」

 

 クールにダイヤモンドを1周したが、ナインに迎えられるとさすがに表情が緩んだ。開幕から94打席目で出た待望の1号は、コメント通り、打った瞬間それとわかる完ぺきな弾道。先頭アーチは昨年3月31日ヤクルト戦(神宮)で放ったプロ1号以来2度目で、同戦での一発もそれ以来。終わってみれば奪った唯一の得点だった。

 

 待望の一打で目覚めると、5回の第3打席には技を見せる。カウント2―2から際どいコースを3球ファウルし、続く8球目の低め変化球を拾って中前に弾ませた。複数安打は4月18日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、11試合ぶり。「(意識している部分は)いろいろありますけど、一番は体の軸で回ること」。見逃せばボールの変化球にも、軸は崩されなかった。

 

 チーム最多22三振の数字が示すように本調子でなかった期間、淡泊な打席が多かった。インパクトなら先頭打者弾が上だが、この中前打はそれに匹敵する手応えを感じたはず。この粘りが、復調の証と言えるだろう。

 「きょう2本出て、まだ本来の調子ではないけどね。タイミングがちょっと遅れているから」

 

 素質を認めるからこそ金本監督は手綱を緩めない。だが、この日の2本は苦しんだ時期とは明らかに違う内容だ。

 

 昨季は神宮で52打数18安打の打率・346。東京六大学野球最多安打記録を塗り替えたのもここ。好相性の神宮で、高山の逆襲が始まった。 (巻木 周平)

 

不調に苦しんでいた高山に復活の狼煙が上がった。

思い出の地神宮で、感覚を取り戻したのであろう

ここからの高山に他球団は怯えるべきである

 


阪神タイガースランキング