虎党日和

愛すべき阪神の日々のニュース更新

打てん守れん…福留「俺のせい」全4打席凡退 拙守には金本監督苦笑

打てん守れん…福留「俺のせい」全4打席凡退 拙守には金本監督苦笑 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 

f:id:hibimoromoro:20170503085637j:image

 

セ・リーグ 阪神1―4ヤクルト(2017年5月2日 神宮)

 

 阪神は2日のヤクルト戦(神宮)に1―4で惨敗。3、5回の得点機で4番・福留が凡退するなど打線がつながらず、守っても2失策ながら記録に表れないミスを連発し、先発・秋山の足を引っ張った。金本知憲監督(49)の就任後初の貯金5への挑戦は5たびはね返され、貯金3に一歩後退した。

 

 打てない、守れない。そんなチームが、点取りゲームに勝てるわけがなかった。攻守に精彩を欠いた敗戦を、金本監督も力なく振り返った。

 「(ブキャナンは)まあ良い投手やし。あと1本が出なかったという。それも野球ですから。結果としてね」

 

 打線は水もの。それが痛いほど分かっているからこそ、指揮官は誰も責めなかった。とはいえ、走者を置いた全4打席で主砲・福留のバットが湿ったことが敗戦の一大要因であることは明らかだった。まずは同点に追いつかれた直後の3回1死満塁で一ゴロ併殺に倒れ、同点のまま迎えた5回2死一、三塁でも遊ゴロ。「俺のせい。それだけの打順を打たせてもらっているわけだし。秋山も頑張っていたんで何とか援護してやらないといけない」。これで対ブキャナンは計7打数無安打。ヤクルト戦は今季4試合無安打だ。

 

 「もういいでしょう、それ(守備の話)は。うん…」。もう1つの敗因であろう拙守について問われた指揮官は、苦笑しながら答えを拒んだ。もはや、答えるまでもないと判断したのだろう。この日も守備から、ほころびが生じた。

 まずは1点リードの2回2死無走者だ。左翼手・高山は、中村が放った左中間への飛球に追いつき、グラブに当てながらも捕球できず。記録は二塁打ながら、捕れない打球ではなかった。同点に追いつかれるきっかけをつくった高山の守備について中村外野守備走塁コーチは「こまかいこと(技術)は関係ない。捕ったらアウト。根気強く練習させますよ」と厳しく振り返った。

 

 高山だけではない。4回2死一塁では中村の一塁ファウルフライを、キャンベルがポロリ。今季24個目の失策が記録される拙い守備を見せた。さらに6回1死無走者ではマウンド右に上がった山田の飛球を内野手全員がお見合いし、これもキャンベルの前ではずんだ。「両方、自分が捕らないといけなかった。風は関係ない。(6回は)自分が声をかけていたけど、しっかり捕ることができなかった」とC砲。ともに失点にこそ結びつかなかったが、粘投を続ける秋山の足を徐々に引っ張っていった。

 

 昨季から数えて5度目の貯金5への挑戦も、はね返された。とはいえ残り2試合を連取すれば、カード勝ち越しとともに金本阪神初の貯金5の壁を突破することが可能。敗戦とミスを引きずってはいけない。今は反省を踏まえ、前を向く時だ。 (惟任 貴信)

 

打てない責任を全て背負う福留である。

確かにブキャナンは虎キラーと呼ばれかけてるが、打てない投手ではなく、気負いすぎのきらいもある。

外の敵より己の中の敵の方が厄介だが、打ち勝って欲しい

 


阪神タイガースランキング