６失点も“福”来たる！阪神Ｄ６・福永、強運デビュー「緊張で力んだ」
６失点も“福”来たる！阪神Ｄ６・福永、強運デビュー「緊張で力んだ」 （サンケイスポーツ） - Yahoo!ニュース
（セ・リーグ、阪神１２－９広島、８回戦、阪神５勝３敗、６日、甲子園）力みもあった。緊張感もＭＡＸだった。１０安打された。４回を投げて、６失点。それでも負けなかった。プロ初登板初先発した試合でチームは９点差を逆転するミラクル勝利。ドラフト６位・福永春吾投手（四国ＩＬ徳島）は強運のルーキーだった。
「初登板のマウンドでしたし緊張もあって少し力みが出てしまいました」
一回、先頭の田中に四球を与え、安部にいきなり先制タイムリー二塁打を浴びた。１１球で１点を失った。３四球に暴投も絡んだが、２失点で乗り切ると、二回には丸に２ランを被弾。三回の攻撃では代打を送られず、四回もマウンドに上がった。中谷の失策もからみ、さらに２失点。
４回を投げ、１０安打６失点の内容に「一つアウトを取れて落ち着いた部分はありましたが、全体的に１軍のバッター相手に投げるには、まだまだ力不足だと感じました」と反省した。
ファームで３勝２敗、防御率２・３２と結果を出していた新人を首位攻防の大一番に送り出した金本監督は、ストライクゾーンの微妙なコースに投げ切れなかったと指摘した。
「初球のストライクがね。僕はあれがすべてじゃないかな、と。もしあれを取ってくれていたら、全然違ったのかなと思いますけどね」
球審が気持ちよくストライクとコールできる制球力が今後の課題となる。
来週は５試合のため、７日にも出場選手登録を抹消される見通し。ＭＡＸ１４６キロを計測した右腕は黒星を消してくれた打線に感謝。必ずはい上がる。
悪い意味で奇跡の9点差逆転の立役者となってしまった福永
とはいえ、負けない事は、強運の持ち主といってもいいであろう。
名前の通り、運が永遠に続く事を強く祈る。
