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6度目の正直!阪神・能見、5回2/3を0封8Kで今季初白星

6度目の正直!阪神・能見、5回2/3を0封8Kで今季初白星 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

 

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セ・リーグ阪神6-0広島、9回戦、阪神6勝3敗、7日、甲子園)低めに鋭く落ちるフォークに、鯉打線のバットは次々と空を切った。増える「K」の数とともに、スコアボードに「0」が並んでいく。先発した能見が、5回2/3を5安打無失点で8奪三振。登板6試合目でついに、今季初白星を手にした。

 「(低めに)しっかり投げないとね。高めにいけば打たれるので」

 試合後はマウンド上のポーカーフェースを崩し、少し笑みもこぼれた。開幕から1カ月以上たち、ようやくつかんだ勝ち星。ホッと胸をなで下ろした。

 一回。一死満塁と立ち上がりからピンチを迎えるが、5番・新井、ペーニャをともに内角低めのフォークで空振り三振。落ちる球を使いゼロで切り抜けると、勢いに乗った。六回に二死一、二塁と得点圏に走者を残した状況で2番手・桑原にバトンタッチしたが、ベンチへと下がった左腕には割れんばかりの拍手が送られた。

 今季はこの試合まで5戦で防御率3・42ながらも未勝利(2敗)。5試合のうち、初回の失点が3度あった。この日は序盤のピンチをしのぎ「毎回同じことやっているけどね」と苦笑いしながらも課題クリアが今季初星に直結。金本監督も「やっと、と言いますか。本当に、ずっと五回、六回、ナイスピッチングをしてくれて、勝ち星つかなかったので。きょうはそこが一番大きいかな、と思います」と喜んだ。

 5月初登板。月が変わり、同じ黒色で青のラインの入ったグラブに新調した。すると、ツキも変わり初星をゲット。それ以上に握りを日々、試行錯誤してきたフォークが効いた。今年で37歳。「この年になってもう試すことはないよ」と笑うが、チームを勝利に導くため、培ってきた引き出しをフルに使っている。

 自身が挙げたマイヒーローは人気アニメ「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空。だが、この日球場に詰めかけた子供たちには、左腕がマウンド上で輝くヒーローに見えたに違いない。

 「次回はもっと長いイニングを投げていけるようにがんばります」

 今季チームは日曜日は6戦5勝1敗で5連勝中と好調だ。スタンドがファンで埋め尽くされるサンデーに強い猛虎。その流れを背番号「14」がさらに加速させていく。

 

先発として防御率3・42ながら、0勝2敗と不思議なことになっていた能見にやっと白星がついた。

これから能見の快進撃が開始されるであろう。

また、日曜が6戦5勝との事。

日曜といえば、休日であり、ファンが多く駆け付ける。

ファンが多く駆け付ければ勝てる今年のタイガース。

曜日関係なく黄色に染まった満員のスタジアムを見たいものである。

 


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