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阪神・糸井、一回V撃で6連勝!猛虎や巨人・菅野瞬殺

阪神・糸井、一回V撃で6連勝!猛虎や巨人・菅野瞬殺 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

 

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セ・リーグ、巨人2-4阪神、6回戦、阪神4勝2敗、9日、東京D)神様、仏様、糸井様!! 阪神糸井嘉男外野手(35)が一回、4連続完封勝利を狙った先発菅野から瞬殺タイムリー。記録を粉砕する一打でリーグ打点トップ(26)に立った。G倒で連勝は今季最長の6まで伸び、貯金は金本政権最多を更新する「9」。阪神特急はリーグ20勝一番乗り。GWが終わっても突っ走る。

 タイムリーは突然に。試合開始わずか4分で、糸井のバットから飛び出した。どよめく敵地で、狂喜乱舞する三塁側スタンド。3試合連続で完封を続け虎に立ちはだかった菅野に、超人は1つの「0」を並べることも許さず、瞬殺した。虎の本物の勢いが勝って6連勝。リーグ最速20勝だ。

 「先制につながってよかった。数少ないチャンスで、追い込まれていたので。結果が出てよかった。3連続完封してる投手。点を取っていこうとみんなで言ってたので」

 一回先頭の高山が、フルカウントから左翼線ギリギリに落とす二塁打。北條が1球で投前犠打を決め一死三塁。5~7日の前カード、広島3連戦(甲子園)を3連勝した勢いのまま若手が暴れ回り、糸井が決めた。2ストライクからの3球目。菅野のこの日わずか10球目。内角へ食い込んでくる変化球を、グッと体を残しクルッと回ってさばいた。ライナーが右前に弾み、高山が生還。敵エースは、実に28イニングぶりの失点だった。

 新たな挑戦を求めてセ界に乗り込み、菅野とは今季初対戦だった。2013、14年に通算打率・571(7打数4安打)と打っていたが、好相性のままに、虎の糸井としてGのエース撃ちだ。一打で空気を一変させ、鳥谷にも適時打、三回には福留にも2ランが出た。対戦前まで通算の対戦防御率1・37だった難攻不落の右腕を糸井の一打から粉砕した。

 声で引っ張る超人ではない。「(声は)知らんまに出てるから大丈夫」と本能で導く。実際にオリックス時代も、本塁打後のベンチ前のハイタッチで「肉パワー~!!」と大声で叫んだことがあったが、すき焼きを食べた翌日で、パワーと興奮があふれ出た結果だった。勝利に飢えてタテジマに袖を通し「自分が来て、弱くなったってなったら嫌。みんなに来てもらってよかったと思われるように努力する」と言い続けてきた。Vへの思いは胸に秘め、勝負強いバットで引っ張り続ける。

 超人の躍動で20勝にもリーグ一番乗り。広島が敗れたため、2位へ2ゲーム差だ。首位固めに入る虎の勢いだけが際立つ。金本監督も「相手が菅野になると、打てる打者は限られてくると思うんでね。期待しているあの3人(福留、鳥谷、糸井)が打点を挙げてくれてね。成績でも内容でも、チーム内の発言でも(引っ張ってくれて)ね。この3人が勝たせていかないと、このチームは勝っていけないと思う」と大きくうなずいた。

 糸井のリーグトップの得点圏打率は・483まで上昇し、出塁率も・446で1位。打点はリーグ単独トップの26打点となった。143試合に換算すると119・9打点ペースだ。

 「1コずつ、1コずつです」

 糸井が変えた虎が、このままセ界の先頭をひた走る。

 

20勝一番乗り。

広島とのゲーム差は2。

全て初回の糸井の速攻のおかげである。

糸井個人に目を向けても

得点圏打率出塁率、打点全てリーグ1位

阪神史上最高のFA移籍選手であろう。

これからも糸井のバットが虎を勝利に導くのは間違いない。

 


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