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金本阪神、采配ズバリでG倒!今季初の初回犠打から先制、守りでは満塁策成功

金本阪神、采配ズバリでG倒!今季初の初回犠打から先制、守りでは満塁策成功 (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

 

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「巨人2-4阪神」(9日、東京ドーム)

 ズバリと的中した采配が、鮮やかな先制パンチを導く。3連続完封中の菅野からの初回の2得点は、今季初の初回の犠打が絡んでのもの。阪神金本知憲監督(49)の狙いが見事にはまった。

 「(無死二塁で)本来なら右打ちとかピッチャーによってはフリーで打たせたりしてきたのですが、相手が菅野でそんなに簡単に打って打ってでは取れないというので」

 先頭・高山の二塁打で無死二塁となると、続く北條に迷いなく犠打を命じて成功。糸井の先制打につなげた。さらに、なおも2死一塁から右前打でチャンスを演出したのは、4試合ぶりにスタメン起用した原口だった。

 「豪快に中谷とか、慣れないキャンベルが立つよりは、しぶとくチャンスでボテボテと三遊間とか、ライト前にグシャッとかタイムリーを打てるのが原口」と金本監督。期待通りに鳥谷の適時打につなげた働きだった。

 守りでは四回2死二、三塁から石川を敬遠気味の四球。「前の打席に石川選手がいい当たりしてたので」と小林との勝負を選択して遊ゴロに。攻守でさえたタクトが一つの勝因となった。

 

ズバズバはまる金本采配。

その采配の決断力が昨日初回で勝負を決めたといっても過言ではないだろう。

また、去年はその采配に答えられる程、若虎たちの力が不足していた。

しかし今年は違う。

その成長を早めたのも、指揮官が我慢強く使ったからである。

 


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