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阪神・藤浪よ、完投や!チーム好調なうちに本来の姿取り戻せ

阪神・藤浪よ、完投や!チーム好調なうちに本来の姿取り戻せ (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

 

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 (セ・リーグ、DeNA-阪神=雨天中止、13日、横浜)藤浪で貯金「10」! 13日のDeNA戦(横浜)が雨天中止となった阪神金本知憲監督(49)は、先発予定だった藤浪晋太郎投手(23)の14日へのスライド登板を即決した。2位広島と1・5ゲーム差でセ・リーグ首位に立つ虎だが、ここまで完投はゼロ。若き右腕へ、チーム1号となることを厳命した。

 時が進むにつれ、雨と風が強まった。午前10時15分(試合開始予定は午後2時)という異例の早さで中止決定。金本監督は14日の先発を、当初の予定の能見ではなく藤浪のスライドに決めた。

 「(試合を)やりたかったけどな」

 そして「そろそろ先発投手には完投してほしいか」と報道陣に問われると大きくうなずいた。

 「そやな。日曜日に晋太郎(藤浪)は、もったいないけどね」

 チームは21勝12敗の貯金9。反発力十分の打線が目立つが、チーム防御率も12球団唯一の2点台(2・88)を誇る。ところが14セーブの守護神・ドリスや中継ぎの桑原らの安定もあり、完投は中日と並んでゼロ(最多は巨人の3)。月曜日は試合がないため「きょう中止になって明日(投手陣)総動員でいける」状況となった。だから「もったいない」-。ぜいたくな悩みとともに発した完投指令だった。

 救援陣の登板過多では1年を乗り切れない。勝負の夏以降をみすえ、1試合を投げきる存在は不可欠だ。今季はインフルエンザの感染などで崩れたが、昨季から基本的に6連戦の頭となる火曜日を任せてきた。「藤浪=完投」、少なくとも長い回を投げて欲しいというのが指揮官の基本構想といえる。2位広島に1・5差と詰められたが、チームが好調な今だからこそ、ここでさらに勢いをつけたい。15年には7完投をマークした藤浪に、本来の能力を取り戻して欲しいというわけだ。

 本人も強い意欲で臨む。登板日が雨で流れるのは今季早くも3度目で「多いですね…。すさまじい雨男っぷりですね」と苦笑いも「仕方ないです。それに合わせて調整するだけです」とブルペンで調整した。実は入団以来、登板日中止の次の登板は無傷の4連勝中(チーム6戦無敗)だ。DeNA戦も8連勝中。3勝1敗、防御率1・78ながら制球面の不安を解消できていない今季だが、吉兆データも味方にここでひと皮むける。

 「ことし日曜日に結構勝っているイメージなんだけどなぁ。開幕(カード)の1敗だけでしょ」と不敵に笑った金本監督。日曜日は5勝1敗。勝てば、試合のない月曜日は選手も虎党も幸せな気分で過ごせる。だから余計に波に乗れる。藤浪が最後までマウンドを守って、今季最多の貯金「10」へ-。それこそが最高のハッピーサンデーだ。

 

本人は不調でも、チームが調子が良いので、やり玉にあがらない藤浪。

とはいえ、虎のエース。

苦しい時にチームを助けなければならず、完璧な投球を見せて欲しい。

 

 


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