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阪神・藤浪「粘った、粘れた」 防御率1.67“隠れリーグ1位”や!

阪神・藤浪「粘った、粘れた」 防御率1.67“隠れリーグ1位”や! (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

 

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必死にしのいだ。先取点を奪われても、逆転は許さない。ピンチの場面で一気にギアチェンジ。藤浪が粘りの投球でチームの勝利を呼び込んだ。

 「粘った、粘れた。その一言に尽きると思います。(投球フォームの)タイミングが合わなかったり、思ったボールを投げられなかったりでしたが、なんとか野手の方に助けてもらってゲームを壊さずに投げられた。そこは評価したい。もっと精度よく投げられるようにしたい」

 粘れた。その言葉通りだった。一回、先頭の桑原に四球。続く梶谷の二塁内野安打に大和の送球ミスも絡み、無死二、三塁とされると、ロペスに中前へ2点打を浴びた。いきなりの2失点。重たい空気が漂うが、追加点は与えない。三回にも無死一、二塁と得点圏に走者を背負いながらも、ロペスを空振り三振、筒香は右飛、宮崎は三ゴロとクリーンアップを仕留め、踏ん張り続けた。

 5四死球を出しながらもゲームは作った。7回を5安打2失点(自責1)。制球面が注目されるが、防御率は1・67。今季投球回は32回1/3で規定投球回(34回)には達していないが、“隠れリーグ1位”だ。大崩れすることは1度もなく、香田投手コーチも「(制球面は)技術も上げていかなくてはいけないが、そのなかでも試合は作ってくれるし、そこは評価してあげたい」とほめた。

 2015年から続く対DeNAの連勝は「8」のままだが、11戦負けなし。雨天中止による登板日変更後のマウンドでの無傷の4連勝も継続で、チームは7戦全勝だ。

 「勝って反省できる。幸せなこと。しっかり反省して次の試合につなげられるようにしたい。ゲームは作れているので、1ついいこととして消化して、次に準備したい」

 母の日の登板。試合前練習時には契約するゼット社のロゴと「Mother’S Day」という文字が刻まれたピンク色のリストバンドを付けた。自身に白星は付かずとも、チームに勝利は届る。母親、そして、支えてくれるチームメートへの感謝。これからも快投で応えてみせる。 (西垣戸理大)

 

投球回数の問題で隠れではあるが防御率セ・リーグ1位の藤浪。

イメージとは逆だが、要所要所を抑えているからこそこの成績。

早く名実ともにリーグ1位に躍り出てほしい。

 

 


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