阪神・平野コーチ、若虎にゲキ「金本監督に“使ってもらっている立場”生かせ」
阪神・平野コーチ、若虎にゲキ「金本監督に“使ってもらっている立場”生かせ」 (夕刊フジ) - Yahoo!ニュース
阪神は14日の横浜DeNA戦(横浜)に競り勝ち、貯金を2014年8月以来3年ぶりに大台の「10」に乗せた。好調な打線について、平野恵一打撃コーチ(38)に聞いた。
同日現在、チーム打率(・256)と得点(148)はいずれも広島に次いでリーグ2位。特に、合計年齢110歳の福留、鳥谷、糸井は全員セ・リーグ打率十傑に名を連ねている。この日も同点で迎えた9回、福留が右前へ勝ち越し適時打を放った。
平野コーチはベテラン3人に関しては「おのおのがちゃんと調整できる選手。心配はしていません」と断言。心配は発展途上の若虎たちだ。試合前の練習中、球場に隣接する室内練習場で江越、糸原の特打を見守り「徐々に結果を残している子がいる半面、まだまだの選手もいる」と“二極化”を指摘した。
「僕の立場では、どうすれば若い子が調子を上げてくれるか、あるいはきっかけをつかめるかを、ずっと試行錯誤する日々ですよ」
打開策は各選手それぞれ異なるが、共通して言えるのは「果敢に挑む姿勢」の大切さだという。
チームが好調な今こそ、実戦の中でさまざまなことを試し、糧にできる貴重な時間。
「とにかく失敗を恐れないこと。まだ彼らはそんなのに悩んだりするレベルには達していないよ。今は金本監督に“使ってもらっている立場”。その意識を持って立場を存分に生かさないと」と強調する。
首位を走りながらも、若手はもがき苦しみ鍛錬する日々。ベテランに頼らない“ホンモノの強さ”を手にするまで、コーチも苦闘が続く。 (山戸英州)
若虎の伸び悩みに苦悩する平野コーチ
とはいえ、二極化され出したことは良い傾向であり、プロは仲良し集団ではない
伸びた者のみ生き残り、伸びなかった者は去るだけである
チームに心身代謝を起こすのもコーチの役割である