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123球よう投げた!阪神・メッセ、悔し~12奪K 金本監督「十分」

123球よう投げた!阪神・メッセ、悔し~12奪K 金本監督「十分」 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

 

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 (セ・リーグ阪神1-2中日、9回戦、阪神5勝4敗、18日、甲子園)

無念-。阪神は自己最長の開幕6連勝を狙ったランディ・メッセンジャー投手(35)が、中日相手に8回2失点と力投。2年ぶりの12三振を奪ったが、1-2で敗れ、今季初黒星を喫した。チームの連勝も4でストップ。貯金11で、2位広島とは1・5ゲーム差となった。

 

 シーズン開幕から1カ月以上。今季登板8試合目にして、メッセンジャーがついに、負けた-。12奪三振の力投も報われず、無敗男についた1つ目の黒星。試合後、真っ赤な顔に、悔しさがにじみ出ていた。

 

 「8回を2失点。その点はよかったけど、ああいう点の取られ方はよくなかった。どれだけ長いイニングを投げても、チームが負けてしまうと悔しい…。次はしっかり勝てるようにやりたい」

 

 冷静さを必死に保ちつつ、振り返った。8回123球、7安打2失点。先発の役割を十二分に果たしても、チームの敗北に悔しさしか残らなかった。右腕が言う「ああいう点の取られ方」は、1-1の八回だ。一死から荒木に左中間へ二塁打、続く平田に右越えの二塁打。簡単に勝ち越しを許してしまっただけに、もったいなかった。

 

 猛省する助っ人。それでも金本監督は「8回2失点ですから、もう十分でしょう」とうなずき、香田投手コーチも「仕事は全うしてくれた」とたたえた。3、4月は4勝、防御率1・95で自身2度目の月間MVPを受賞。2013年に並ぶ自己最長の開幕5連勝もマークし、3年連続4度目の開幕投手にふさわしい投球で虎投を引っ張ってきた男に対する絶大な信頼感は、不変だ。

 

 この日も最速152キロの直球とカーブのコンビネーションで15年7月3日のDeNA戦(横浜)以来の12奪三振。日本球界通算1182奪三振とし、試合開始前の歴代100位から、一気に単独97位へ浮上。米大リーグ・マリナーズで活躍する岩隈久志(記録は日本球界のみ)やプロ野球史上初の完全試合を達成した藤本英雄氏(元巨人)、1970年代の猛虎を支えた古沢憲司氏(元阪神など)ら、そうそうたるメンバーを抜いた。

 

 「できるだけ球数を少なくして打ち取ろうと思っていたけど、相手がファウルで粘るから追い込んだらストライク、三振を取りにいった」

 

 来日8年目。はやレジェンド級の活躍を見せるメッセがいなければ、いまの金本阪神は成り立たない。「自分がいままでやってきたことを続けていきたい」。次戦からまた、白星を積み重ねていってくれるはずだ。

 

8回2失点、12奪三振は負け投手の内容ではない

しかし負けは負け

岩隈を超えた虎の最強助っ人投手に甘えっぱなしではいけない

打線は水物だが、しっかり恩返しをせねばならぬ 

 


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