阪神ルーキー糸原が秘める高山へのライバル心
阪神ルーキー糸原が秘める高山へのライバル心 (東スポWeb) - Yahoo!ニュース
阪神が19日のヤクルト戦(神宮)に2―4で敗れて連敗を喫した。6安打と元気のない打線に金本監督は「疲れ? 4月の終わりから5月のこの時期かな。これから上がってくるバッターもいるが…」と首をかしげた。
そんななか存在感を発揮したのがルーキーの糸原健斗内野手(24)だ。2回に四球を選んで出塁し、セ・リーグの新人記録となる10打席連続出塁をマーク。糸原は「(記録は)全然意識していなかった。自分にできることをしっかりやってチームに貢献するだけ。出塁をすることを求められているので」と冷静に振り返った。
そんな糸原がライバル視しているのはチームの同僚・高山だという。「言動には出さないが、ハングリー精神も負けん気も強い。プロでは1年遅れだけど、明大の後輩で去年、新人王を取った高山には『負けるものか』と思っている。大学の先輩として恥ずかしい姿は見せられないという思いがここまでの活躍につながっている」(チーム関係者)
社会人時代は主に三塁と二塁が専門だったが、キャンプから遊撃に挑戦。その際も「できます!」と即答した。開幕後も二塁、遊撃を持ち前の気持ちの強さでこなしている。打率は1割9分1厘でも出塁率は3割8分7厘(19日現在)。昨季の高山以上の存在感を見せつけたいところだ。
明大の後輩、高山にライバル意識を燃やす糸原
プロは仲良しクラブではない
誰にも負けない気合が必要
このような気持ちがチームを底上げしていく