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阪神・高山、2安打も反撃機で見逃しK「打者として価値ない」

阪神・高山、2安打も反撃機で見逃しK「打者として価値ない」 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

 

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セ・リーグ阪神0-1巨人、8回戦、4勝4敗、23日、甲子園)

 

2安打の感触は、消し去られた。高山の3出塁は得点にはつながらず。0-1の七回無死一、二塁で、3者連続三振の1人目になった。ギアを上げた菅野に力を見せつけられ、残ったのは悔しさだけだ。

 「あそこ(七回)でもそうですし、九回(二死二塁で中飛)もですし、そういうところで打てなかったら打者としての価値がない。悔しいです」

 

 一回先頭は四球。三回無死一塁では中前打で続き、五回二死走者なしでも右前打を放っていた。9日の東京ドームでも一回先頭で左翼線二塁打を放ち、4連続完封を狙いにきた難敵を叩く足がかりを作っていた。この日の3打席目を終え、今季の対戦打率は・667(6打数4安打)まで上昇していた。

 

 七回の場面。もちろん犠打の選択肢もあったが、将は昨季新人王に託した。4球目のフォーク、5球目の内角低め151キロを見送りフルカウント。だが最後は、それよりわずかにストライクゾーン寄りに151キロをねじこまれ見逃し三振。天を仰いだ。そこから上本、糸井も連続三振に終わった。

 

 「打者としての価値」は、指揮官が昨季から繰り返し言い続けてきたこと。殊勲打の選手は「あの場面で打てるのが打者としての価値」と称えられ、若虎たちは「10勝以上の投手を打たないと打者としての価値はない」と尻を叩かれてきた。その哲学が胸にあるからこそ、21日のヤクルト戦(神宮)での猛打賞に続く2試合連続今季12度目のマルチ安打にも「ランナーがいないところで(打っても)…」と“価値”を見出せなかった。

 

 菅野のギアチェンジを感じたか、と問われると「そうでしょうね。まあでも、それは分かっていること」と言葉を飲み込んだ。もっと高みへ登らなくては、この悔しさは晴れない。

 

2安打にも納得しない高山

その心意気、心強いではないか

暗黒期のタイガースは、坪井や和田のヒットだけが頼りであった

だがこの若虎はチャンスで打てないと意味がないとまで言う

このような気持ちを持つ選手がいれば大丈夫だ

 

 


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