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自分で打開しろ!阪神・金本監督、3敗目藤浪の2軍再調整否定

自分で打開しろ!阪神・金本監督、3敗目藤浪の2軍再調整否定 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

 

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セ・リーグ阪神2-5DeNA、7回戦、阪神5勝2敗、26日、甲子園)再調整させる余裕はない!! 首位阪神は、藤浪晋太郎投手(23)が5回1/3を6安打4四球3失点の乱調でDeNAに敗戦。2位広島にゲーム差「0」に肉薄された。制球の乱れで“パニック状態”の右腕だが、金本知憲監督(49)は「本人が自分で打開していくしかない」と、厳しい姿勢で奮起を求めた。

 ベンチはタオルを投げこむしかなかった。何とか無失点で粘って迎えた六回、藤浪が一気に崩れた。直球を投げながら、捕手のミットが届かない大ボールも3球。マウンドで顔色を失っていた。

 「う~ん、まあ…。あの回だけ…あの回だけでもないか。あれ以上投げきるのは、無理という判断。ストライク取るのが精一杯やから」

 金本監督が顔をしかめた。スライダーしかストライクが取れず、狙い打ちされた。一死から嶺井に中前打。暴投後、田中浩に右前打。一、三塁から、投手の井納に右前打を浴びた。まだ1失点。それでも限界なのは誰の目にも明らかだった。

 5回1/3、6安打4四球3失点(自責2)。数字以上に内容は苦しい。藤浪は「いい感覚、いいボールもたくさんあったと思うんですけど、ちょっと(感覚が)狂ったときに戻せない自分の技術のなさ、引き出しの少なさ」と反省の弁だ。

 三回二死一、二塁、4番・筒香を内角151キロの直球で見逃し三振に斬るなど、いい球もあった。しかし六回、「リリースのタイミング、体重移動のタイミング」に変化が生じると、もはや修正がきかなくなった。

 「メンタル的に焦ってしまって、それを戻せなかった」…。

 前回20日のヤクルト戦(神宮)、5四死球4失点で今季最短3回0/3でKOされてから中5日。23日から前日まで異例の3日連続ブルペン投球で修正し、「余計な動作を少なくする。自分なりの工夫」と、ベルト位置まで上げていた左足を走者がいない状況でもスライドステップに変えた。何より2015年から8連勝中だったDeNA戦。それでも勝てなかった。

 メンタルの混乱も要因だけに、一度抹消し、立て直すのも手だ。ただ金本監督は「余裕がある訳じゃないしね、先発は」と否定した。岩貞は不調で2軍調整中。27日は再昇格の青柳、28日はD2位・小野泰己投手(富士大)が先発。ローテは盤石ではない。2位広島とはゲーム差なし。いま、藤浪まで抜けるわけにはいかない。

 「投げるしかない。ブルペンに多く入って、いろんな方の助言を聞いて、考えながらやっていきたい」と右腕。指揮官も語気を強めた。

 「本人が自分で打開していくしかない」

 ここで、這い上がれるかどうか。若き右腕の正念場だ。

 

岩貞がきっちりしていたら2軍落ちであろう。

それだけ今の藤浪の状態は深刻である。

自分で打開していくしかない。

藤浪はそのレベルの選手なのである

しっかりしてもらわなければ困る。

 

 


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