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阪神・糸井、らしさ戻ったV3ランや!38打席ぶり6号&今季初4打点

阪神・糸井、らしさ戻ったV3ランや!38打席ぶり6号&今季初4打点 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

 

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セ・リーグ阪神9-2DeNA、8回戦、阪神6勝2敗、27日、甲子園)もう大丈夫や!! 阪神糸井嘉男外野手(35)が、先制の6号3ランを含む2安打で今季最多の4打点と大活躍。三回には福留との初のアベックアーチで、一挙5得点を演出してみせた。絶不調の時期もあったが、3戦連続安打。虎もDeNA相手に9-2で圧勝し、5月の勝ち越しが決定。30日からの交流戦を目前に、超人のバットが完全復活や!!

 空の青と雲の白に、悔しさを乗せた白球を解き放つ。右翼ポールの右か左か、風に勝てるか-。今季最多4万6616人が息を止める。一塁塁審の腕がグルグルと回り、糸井の右腕もグッと上がった。先制6号3ランに始まる4打点で、超人が大爆発の大復活だ。

 「ずっと迷惑をかけていたんで。まず先制点を取るっていう気持ちで打席に入りました。手応えはよかったんですけど、浜風にちょっと戻されたんで、ビクビクしながら走ってました」

 自己最長のトンネルを抜けるとそこは大甲子園のお立ち台だった。三回一死一、二塁。2ボールから、先発クラインの内角低め135キロをすくい上げた。上空を渦巻く風にも打ち勝ち、実に10試合38打席ぶりの一発。福留にも同じ6号(2ラン)が飛び出し、初のアベックアーチで一挙5点を奪った。糸井は四回にも一塁への適時内野安打。虎加入後初の4打点で、勝負を決めた。

 超人らしいド派手なカムバックに、金本監督も「長打が1週間ぐらい出ていなかったのが、やっときのう(26日)二塁打が出て、きょうも効果的な、大きな一発でした」と最敬礼だ。「1番・中堅」に入った25日の巨人戦(甲子園)で8試合29打席ぶりの安打を出し、そこから3試合連続安打。もう大丈夫だ。

 「監督もいろいろ考えてくれて。しっかりしていたら(チームも)こんなことにならなかった。取り返すという気持ちで、毎日やっていく」

 こうわびるが、糸井が虎の勝利のために尽くし願ってきたのは、みんな知っている。9点差逆転のあの日も、実はこの男の“力”で勝った。6日の広島戦。一挙7点を奪い1点差に詰め寄った七回の攻撃中。打席を終え、一塁ベンチ裏へ戻ってきた糸井は、誰より興奮していた。点が入るたび「うぉ~!!」と絶叫。ついには、かたわらに置かれていた金色のゾウの置物を猛烈にこすり始め「お願いします! お願いします!!」と願掛けまで始めた。この人がここまで願うのか-。周囲のナインはおのずと笑顔になり、一つになる。そして、奇跡が起きた。

 ミラクル逆転もあった5月は13勝8敗。2カ月連続の月間勝ち越しを決めた。2位・広島から首位を死守。28日も勝って勢いをつけ、30日からは勝手知ったるパ・リーグを相手に、さらに超人が暴れる。

 「ああいう1本を打つために、毎日練習しているんやなと思います。(完全復活へ)そうなるように、日々努力していきたいと思います!」

 『TORACO DAY』1日目の黄色い声援も浴びた壇上で、久々の糸井スマイルだ。この笑顔で団結する虎は、もうだれにも止められない。

 

文字通り黄色い声援を浴びた昨日の試合。

その声援の中心は復活した糸井である。

首位になり、そのまま走り続けたのは、糸井の力の賜物であり、これから古巣パリーグとの試合が始まる。

勝手知ったる我が家で大活躍がまた始まるのである

 

 

 


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