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球児 野茂超え!最速日本1000奪三振も「足元にも及ばない」

球児 野茂超え!最速日本1000奪三振も「足元にも及ばない」 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 

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交流戦 阪神15―7ロッテ(2017年5月30日 ZOZOマリン)

 

 大勝の最後を節目の記録で彩った。最終回のマウンドに上がったのは長年、猛虎の守護神として君臨した阪神・藤川だった。8点リードの9回に登板。先頭の角中に対し記録を知ってか知らずか、オール直球勝負。2ストライク2ボールから内角低めに149キロを投げ込むと、バットはピクリともせず。ストライクのコールに昨季のパ・リーグ首位打者は思わず天を仰いだ。通算1000奪三振。こだわり続けたストレートで節目の「K」を奪うあたり、いかにも球児らしかった。

 

 「全然。自分では考えないし、何とも思っていないですよ。チームの打線がつながったことの方がよかった」

 

 藤川自身は涼しい顔で振り返ったが、確かな偉業を成し遂げた。「ドクターK」と呼ばれた野茂英雄氏の871回を大幅に上回る771回2/3での達成は史上最速。しかも約100イニングも上回るのだから、歴史に残るスピードと言っていい。

 

 「全然上じゃない。向こうは先発でやられて、メジャーでも実績を残された方。ぼくは足元にも及ばない」。比較対象の大きさに謙そんしたが、球児も一時代を築いたことは間違いない。

 

 04年の救援転向から「火の球」と称された、分かっていても打てない真っすぐで三振を量産した。同学年で常に力勝負を展開し、打者として最も多い18個を奪われた巨人・村田も、球児の凄さを「真っすぐだけで三振を取れる投手は、なかなかいない。(藤川の球は他の投手よりも)スピンが効いているからね。そういう意味でも、すごくいい投手」と分析した。

 

 「ファンの方に三振を期待された時期があったので、モチベーションにしていたことはあった」と奪三振が自身の力になっていたことも認める。「球児伝説」にまた1つ、新たな勲章が加わった。

 

 ≪日米通算では1033奪三振≫藤川(神)が30日のロッテ戦(ZOZOマリン)9回に角中からの見逃し三振で通算1000奪三振を達成。プロ野球146人目。阪神在籍中の投手では16年メッセンジャーに続く17人目。プロ初奪三振は00年3月31日横浜戦(横浜)3回の谷繁から。打者別最多は村田(巨)の18個。球団別では巨人の180個が最多。この日1001奪三振で、日米通算では1033個になる。藤川は全621登板のうち、先発は19試合のみ。救援登板602試合は全体の96・9%を占める。これは通算1000奪三振以上の投手では山本和行の77・0%(700試合、救援539試合)を大幅に上回るもので完投経験がないのも藤川だけだ。

 

 ≪野茂との比較≫達成に要した771回2/3は野茂の871回を抜く史上最速。野茂は先発完投型で達成まで実働4年、藤川は救援中心で同14年とスタイルは違うが、2人を奪三振ペースで比較すると、藤川は100奪三振ごとの投球回で06年4月の300奪三振、通算投球回では同年10月の400奪三振を境に野茂をリードしている。これは04年の中継ぎ転向から絶対的守護神になる過程と重なる。

 

また一つ、偉大な記録が生まれた

藤川球児の1000奪三振である

しかも野茂氏を抜いて最速とのこと

本人は向こうは先発だからと萎縮するが、藤川は、先発より投球回数が確実に少ない、リリーフでこの記録を達成したのだから凄い

1500,2000といくらでも記録を伸ばしていただきたい

 

 

 


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