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糸井 虎初4番も5の0、3三振 金本監督「重圧なのかな」

糸井 虎初4番も5の0、3三振 金本監督「重圧なのかな」 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

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日本生命セ・パ交流戦 阪神2―4日本ハム(2017年6月2日 甲子園)

 阪神は2日の日本ハム戦(甲子園)に2―4で敗れた。移籍後初めて4番出場した糸井嘉男外野手(35)は3三振を含む5打席凡退の不発。中盤まで優位に進めながら追加点を奪えなかったことが響き、最後はドリスが今季18度目で初めてセーブ機会に失敗した。痛恨の逆転負け。首位の広島も敗れたことが救いだった。

 2点を追う9回2死一、三塁。一発が出ればサヨナラの場面で虎党の期待を乗せた糸井のバットは無情にも空を切った。敗戦の帰り道でも短い言葉で責任を一身に負った。

 「自分が打っていれば…ですね」

 福留の休養日。金本監督が4番に指名したのは糸井だった。14年8月13日の西武戦以来、実に3年ぶりの大役。だが気合が空回ったのか。好機で、ことごとく精彩を欠いた。

 1点を奪ってなおも2死三塁で迎えた5回の第3打席、7回2死一、三塁の第4打席、そして最終回の第5打席…。得点圏に走者を進めた打席で、3打席連続の空振り三振に倒れた。糸井について金本監督は「また調子を落としているのか。そんな風には見えないけど。やっぱり重圧なのかな、と思います」と第96代目の阪神4番の心中を思いやった。

 4番の不振に引きずられるように打線も要所で攻めきれなかった。6回1死二、三塁で岡崎がスクイズを失敗するなど、3点目が遠かった。「そこ(中盤の好機)で、そういう(あと1点を…という)こと」。そのツケが最終回に回ってきた。

 「追加点が取れなかったというのもあるけど。でも逆にね。あのパターンで負けたらショックも確かにあるけど、仕方ないというところもありますね」

 指揮官が半ば悟りの境地で振り返ったのは、1点リードで迎えた9回だ。勝ちパターンとしてドリスを投入し、逃げ切りを図った。ところが…。「1点差」が逆に、4試合ぶりの登板となった守護神の重圧と化したのかもしれない。

 先頭・レアードの内野安打を皮切りに1死二、三塁から中島のセーフティースクイズで追いつかれ、1死二、三塁から代打・松本に三塁線2点二塁打を浴びた。今季18度目のセーブ機会で初の失敗となったドリスは「間隔が空いたところもあったけど、今日は自分の投球ができなかった。次、切り替えて自分のやることをやっていきたい」と肩を落とした。ただ、ドリスだけを責める試合展開ではない。投打の歯車がかみ合わず、チーム全体で喫した敗戦。この悔しさは一丸で晴らすしかない。(惟任 貴信)

 ≪4番での3三振は初の屈辱≫糸井(神)が5月28日DeNA戦の中谷に次いで、阪神史上96人目の4番打者として先発。4番はオリックス時代の14年に50試合あり、通算打率・330と好成績だったが、この日は5打数無安打3三振。1試合3三振以上は阪神移籍後は初めてで通算21度目。移籍前を含めて、4番での3三振は初の屈辱となった。

 

虎初四番は散々な結果であった糸井。

経験豊かなベテランでも虎の四番でいきなり結果を出すのは難しかった模様

ただ、糸井の事。

慣れれば、頼れる四番になるはずである。

 

 


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