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【阪神】実は「JFK」よりすごい!虎史上最強リリーフ陣「MAKD(マクド)」

【阪神】実は「JFK」よりすごい!虎史上最強リリーフ陣「MAKD(マクド)」 (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

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 阪神は、6日からオリックスと「関西ダービー」(京セラD)を戦う。両軍とも好調だが、なかでも猛虎ブルペン陣は5日現在の救援防御率が2・41。この数字は「JFK」を擁しリーグ優勝した05年の同2・67を下回り、さらに開幕からリリーフ起用した投手の総数も12球団最少の9人という少数精鋭部隊だ。これらを可能にしたのが、10球にも満たないブルペン投球でスクランブル登板できる2人の投手。金本監督も「リーグ屈指」と信頼する「MAKD(マクド)」に迫った。

 

 突然鳴り響くブルペンの電話。ベンチからの投手交代の“オーダー”だが、それに素早く応える男たちがいる。ブルペンを預かる金村投手コーチは「中継ぎ陣はみんな好調なので、負担が集中していないというのが大きい。なかでも聡文(高橋)、桑原がスクランブル的な場面でも仕事をしてくれているのは本当に助かる」と明かす。

 今季の勝ちパターンは抑えのドリス(リーグトップの18セーブ)、主に8回を担うマテオ(両リーグトップの20ホールドポイント)、右の桑原、左の高橋の4人が中心。特に「核」となるのがビハインドでも登場する桑原と高橋で、2人にはブルペンで約10球投げれば準備OKという武器がある。片山ブルペン捕手は「桑原は8球ぐらいでいけるのでは」と証言する。

 金本監督は就任以来、救援陣の負担を減らすために「なるべくブルペンで投げさせないように」と指示してきた。毎日のようにブルペンで肩をつくれば、登板の有無にかかわらず疲労が蓄積するとの考えからだ。

 ドリスとマテオは、準備にしっかり時間をかけるタイプ。ベテランになった藤川も、肩づくりに時間をかけるようになった。点差、イニングを問わず即座にマウンドへ向かえる2人の存在が、他のブルペン陣に時間と心のゆとりを与え、無駄な準備を省かせ、結果的にJFKが大活躍した05年を超えるリリーフ全体のパフォーマンスを可能にした。

 球団史上最大の9点差をひっくり返した5月6日の広島戦(甲子園)で、勝利投手となったのは高橋。5月21日のヤクルト戦(神宮)では桑原が2点ビハインドの5回途中から登板し、1回2/3を無失点で逆転勝利につなげた。高橋は「肩の仕上がりは早い方だとは思いますけど、特に…」。桑原も「やるしかないという感じ」と淡々と話すなど、JFKほどの華々しさはないが、柔軟な起用に対応できるMAKDが猛虎を支えているのだ。

 ◆阪神の新方程式「MAKD(マクド)」 マテオのM、聡文(あきふみ=高橋)のA、桑原のK、ドリスのDの頭文字。05年の優勝時はジェフ・ウィリアムスのJ、藤川のF、久保田のKのイニシャルからJFKと名付けられ、ファンの間でも定着した。

 

JFKよりもスゴイ虎史上最強のリリーフ陣「MAKD(マクド)」

現代野球では、中継ぎ陣が強いチームが強いのは歴史が証明しており、

そこが今年の好調を支えているのであろう。

 

 

 


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