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プロ13年目の苦労人 阪神・岡崎を変えた「丸刈り事件」

プロ13年目の苦労人 阪神・岡崎を変えた「丸刈り事件」 (東スポWeb) - Yahoo!ニュース

 

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セ・リーグ2位の阪神は4日の日本ハム戦(甲子園)に延長11回、4―3でサヨナラ勝ちし、貯金を再び10とした。殊勲は前日3日の試合でプロ初アーチが逆転本塁打となるなど3安打2打点の活躍を見せたばかりのプロ13年目の苦労人・岡崎太一捕手(33)だ。

 同点で迎えた11回裏一死満塁の場面で、しぶとく粘って13球目を左翼線へ。「最初はスクイズかなと思っていましたが、(打てのサインで)いくしかないなと。監督、コーチ、お客さん、誰も期待してなかったと思うんですけど、やりました!」

 2日連続のお立ち台で大興奮の岡崎だったが、これまで鳴かず飛ばずの野球人生だった。2004年のドラフト会議自由獲得枠で松下電器から阪神入り。即戦力捕手として期待されながら大半が二軍暮らし。その間、球団は正捕手候補にメジャーから城島、FAで藤井、日高、鶴岡と外部補強を繰り返し、岡崎は「阪神は生え抜きの捕手が出てこない」とやゆされる象徴的存在だった。

 そんな岡崎を変えたのが“丸刈り事件”だった。社会人からの自由枠入団で当初は“エリート臭”を漂わせ、同僚が近寄りがたいオーラを発していたそうだが「今から4年前ですかね、シーズン中のある日、いきなりそれまで長かった髪を丸刈りにしてきたんですよ。それから先輩たちに髪のことをイジられるようになって、仲間としての距離がグッと縮まった。それまでは投手とのコミュニケーションもあまり取るタイプではなかったのに、その髪形にして以来、密になって信頼を勝ち取っていった。本人も一念発起でやったことだと思う」(チーム関係者)

 自らの“髪ネタ”でプライドをかなぐり捨てただけではない。ここ近年は「クビ覚悟でやっています」を連呼し、危機感を募らせてきた。そんな岡崎を野球の神様は見捨てなかったのだろう。金本監督も「人生が変わってきたな。こんなに続けて太一が決めるとは…」と最敬礼する。V奪回を果たすにはこんな泥くさい男が必要だ。

 

プロ13年目でブレイク中の岡崎

自由枠入団でエリート臭を自ら坊主にすることにより近寄りやすい感じを出してそこからの成長のとの事。

これから、マークがきつくなるであろうが、岡崎が止まらなければ、それだけ優勝に近づくのである。

 

 


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