一塁争奪“三つ巴戦”の阪神、当初の青写真から大きく外れ…存在感高まるキャンベル
一塁争奪“三つ巴戦”の阪神、当初の青写真から大きく外れ…存在感高まるキャンベル (夕刊フジ) - Yahoo!ニュース
阪神の一塁レギュラー争いは若手、外国人が絡み三つどもえの様相を呈してきた。
今季初の零封負けを喫した25日の横浜DeNA戦(甲子園)では、前カードの巨人3連戦で8タコだった原口文仁内野手(25)が今季初のスタメン落ち。代わって7年目の中谷将大外野手(24)が「5番・一塁」で先発出場したが、4打席4三振。守っても初回2死三塁で、筒香の打球を後ろにはじき(記録は右前適時打)、これが決勝点となった。
中谷は「守備はちゃんとやらないといけない。(攻守)全部やっていきます」とうなだれ、金本監督は「初回のミスを後悔し引きずっているように見えた。殻を破らないと。いい意味で『取り返すんだ』という形で引きずらないと」と苦言を呈した。
これまで全試合一塁スタメンを続けてきた原口が壁にブチ当たり、右の大砲として期待される中谷もチャンスを生かせなかった。そんな中、左手首痛で2軍で調整していた新外国人エリック・キャンベル内野手(30)=前メッツ=が1軍に昇格。
この日は8回に代打で登場し二ゴロに倒れたが、本人は「(ボールを)強くたたけたかなと思う」と手応えありげ。指揮官も「いい当たりをしてくれた」と評した。
2月のキャンプ終盤に離脱し、今月12日に2軍で実戦復帰したが、チーム状況が良好なこともあり早期昇格は見送られていた。内外野守れるだけに、にわかに存在感が高まってきた。当初の青写真からは大きく外れた虎の一塁争い。今後どんな展開になるのか。 (山戸英州)
虎の一塁争いが激戦化している。
とはいえ、不調の二人と、出遅れていた新外国人との争いであり、レベルは正直高くはないと言えよう。
となると、不調からの脱却を待つか、助っ人が名前通り助ける人になるのか?
三つ巴全滅だけは避けてほしいものである。