【阪神】またキャンベル打！広島に１差！２９日にも奪首
【阪神】またキャンベル打！広島に１差！２９日にも奪首 （スポーツ報知） - Yahoo!ニュース
◆阪神６―０中日（２８日・甲子園）
遅れてきた新助っ人が猛虎打線を先導した。０―０の４回１死一、二塁。「追い込まれていたから、手元までボールを呼び込んで逆方向に意識した」。キャンベルが１ボール２ストライクから、右翼線へ先制の適時二塁打を運んだ。６回にも左前安打を放ち、２７日のスタメンデビューから連日のマルチ＆打点となった。
“まさか”の活躍だ。「４番・三塁」として期待を集めたメジャー通算７本塁打の助っ人だが、春季キャンプ中に左手首を痛めて開幕は２軍スタート。完治した後も鳥谷、原口らが好調で、１軍には居場所がない状況が続いた。「早く試合に出たい気持ちはあるけど、またケガをしてもチームに迷惑がかかる」。焦る気持ちを抑え、声が掛かる日を２軍で待った。
満員の甲子園で立った連夜のお立ち台では「アリガトウゴザイマス」と、覚えたての日本語でファンの声援に応えた。日本の文化になじむため、すし、焼き鳥など日本食も積極的に口にした。「一番好きなネタはサーモン」と、今ではワサビ入りのすしも食べられるようになるまで成長。金本監督も「チャンスでしぶとく打ってくれた」と賛辞を惜しまない。
今季初めて「ウル虎イエローユニホーム」を着用し、チームは９安打で６得点と効率良く攻めて大勝した。首位・広島とのゲーム差は１に縮まり、２９日の結果次第で首位に立つ可能性も出てきた。打線に厚みを増した猛虎が首位奪取を狙う。（橋本 健吾）
連夜のお立ち台に立つキャンベル。
日本食も積極的に口にするなど、日本の文化になじもうとする心意気に感動すら覚える。
好きなネタはサーモン。
タイプは違うが日本ハムのレアードのような活躍を期待したい。
