虎党日和

愛すべき阪神の日々のニュース更新

阪神・金本監督、締めまくった!首位快走も油断大敵…北條ら若手に熱血指導

阪神・金本監督、締めまくった!首位快走も油断大敵…北條ら若手に熱血指導 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

 

f:id:hibimoromoro:20170512102638j:plain

 

阪神は11日、横浜スタジアムで指名練習を行った。金本知憲監督(49)は、北條史也内野手(22)ら若手に熱血指導。現在、2位広島と1・5ゲーム差の貯金「8」で単独首位を走るなか「戒め」と語り、まるでキャンプのように精力的に動き回った。毎年のように繰り返される失速劇はもうゴメン。勢いを持続させて、シーズンを突き進む。

 5月にもかかわらず汗がにじむ。横浜の最高気温は27度。照りつける西日を受けながら、金本監督がグラウンドを飛び回った。北條、中谷、D5位・糸原健斗内野手(JX-ENEOS)-。首位快走? なにをいうとるんや…とばかりに若虎を引き締め、鼓舞した。

 「調子のいいときほど、やっぱり心を、戒めをもってほしいし。で、いい意味でのっていく…と。自信もって」

 連勝が「6」で止まった10日の巨人戦(東京ドーム)後、チームは横浜に移動。この日は午後2時から福留、鳥谷、糸井を除く全員(投手は先発のみ)を集めて“ほぼ全体練習”を行った。指揮官は自ら漆黒のバットを手にティー打撃14スイングで気合!? を入れた後、糸原、中谷、北條と密着指導した。

 糸原には「(バットの軌道が)大根切りになりすぎている傾向があったから」とインパクトの瞬間はレベル(水平)に振るようにさせた。中谷は普段から教えていることができていたとほめると同時に「『意識してんのか?』と聞いたら『意識していません』と。殴ったろうかと思ったわ」と苦笑いしつつ「自分でちゃんと理解して、感じながらやれ」と助言。北條には体の回転よりバットスイングを勝らせることで、速球にさらに強くなることを教えた。

 安穏とはしていられない。貯金「8」でセ・リーグ単独首位。この日、2位広島が敗れて1・5差に広がった。ただ、昨年も6月の交流戦序盤までは貯金生活だったが、そこから失速して、最終的には広島に24・5ゲームも離された4位。虎の失速は近年の悪しき傾向。今年こそそれを断ち切らなければならない。

 金本監督自身、広島時代の1996年に最大11・5ゲーム差を巨人にひっくり返され、阪神移籍後も2008年に最大13ゲーム差をまたも巨人に逆転された経験がある。シーズン終了まで加速し続けるため、まるで春季キャンプのように今、ビシバシと鍛える。

 練習終了後には中谷と岩貞が本隊とは別にタクシーに乗り込み、ウエートトレをするためにジムに向かった。これは指揮官が現役時代、長いシーズンを乗り切るために取り組んでいたメソッド。「順位は関係ない。貯金を増やすことだけを考えている」と常々強調するが、目の前に集中しつつ、勝負どころもしっかりと見すえている。

 2005年以来12年ぶりのリーグ優勝、1985年以来32年ぶりの日本一へ。今年こそ-と誰もが思う。虎党の期待に応えるため、金本監督が引き締め、ムチを入れる。

 

若虎に対して指揮官自ら熱血指導。

試合には出ているものの、今の位置は決して若虎の力ではなく、ベテランの力によるものが大きく、

そこを引き締める意味も含まれているのであろう。

若虎にとっても指揮官直々の指導はありがたい話であろう。

あとは、結果で返す必要がある。

 


阪神タイガースランキング