虎党日和

愛すべき阪神の日々のニュース更新

阪神の代役4番・原口、マルチ安打で魅せた 福留“休養日”に

阪神の代役4番・原口、マルチ安打で魅せた 福留“休養日”に (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

 

f:id:hibimoromoro:20170519063257j:image

 

阪神1-2中日」(18日、甲子園球場

 

 猛虎の連勝が「4」で止まった。甲子園での連勝も「6」で止まった。でも、悲観する必要は全くない。阪神金本知憲監督(49)が福留孝介外野手(40)を積極的休養でスタメンから外した一戦で、代役4番に据えた原口文仁捕手(25)が1カ月ぶりのマルチ安打。敗北から得た収穫を携え、再進撃を開始する。

 

 好投のメッセンジャーを援護してあげられなかった。あと1本、ホームベースが遠かった。それでも尾を引くような、次戦に影響を及ぼすような黒星ではない。金本監督は4番・福留の休養日を作り、代役を任せた原口に確かな光明を見い出していた。

 

 「だいぶ体の突っ込みというか、スイングの軌道もよくなっているし」と評した指揮官。4月18日の中日戦以来、今季2度目の4番に指名した男は初回2死一塁から初球のストレートをきれいに逆方向へ打ち返した。一、二塁間を完ぺきに破る右前打で好機を広げ、続く中谷の先制タイムリーを呼び込んだ。

 

 三回の第2打席は痛烈な打球が三塁ベースを直撃し、白球が左翼方向を転々とする間に一気に二塁を陥れた。八回の第4打席もしっかりとボールを見極めて四球を選んだ。打席内容は明らかに良くなっており、原口自身も「いいスイングの中でヒットが出ているので続けたい」と力を込める。

 

 4月下旬から大不振に陥り、打率は最低で・227まで落ちた。バットのヘッドが下がり、スイングの軌道が波を打った。気持ちが焦り、頭が前に突っ込むことで持ち味の軸回転も消えていた。

 

 悩みに悩んだ末、きっかけを見つけたのは先週末の横浜遠征中。構えた際、グリップの位置を少し落とした。「自分で振りやすいポイントを見つけて。だいぶボールを捕まえられるようになった」。自身のスイングを映像で見直し、自軍だけでなく相手選手のスイングもベンチから観察し、ヒントを得た。

 

 前夜の一発に続き、この日はおよそ1カ月ぶりのマルチ安打。今後、着実に貯金を積み上げていくためには、福留、糸井、鳥谷ら主力選手をいかにシーズン終盤までいい状態で起用できるかがカギになる。

新たな勢い生む

 

 「明日からの(ヤクルト戦の)3つが(先発は)右(投手)が来るという予想だから」と福留をスタメンから外した意図を明かした金本監督。原口が復調すれば「まあ、安心してね」と代役4番を任せやすくなる。

 

 連勝が止まっても、新たな勢いを生み出す要素が生まれた1敗。決して悲観することなく、猛虎はエネルギーを蓄えて神宮の杜へ向かう。

 

 

敗戦とはいえ、四番として最低限の仕事を全うした原口

この経験が次に生きてくると考えれば昨日の敗戦もプラスとして捉えられる

もちろん、休んだ福留はフルエネルギーで今日からまた活躍してくれるであろう

 

 


阪神タイガースランキング