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苦しんで2勝目…阪神・藤浪“ノーコン”いまだ克服できず

苦しんで2勝目…阪神・藤浪“ノーコン”いまだ克服できず (日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

 

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「コースを狙いすぎず、もっとアバウトでいい。いいボールを持っている。考えすぎずに投げた方がいい」

 27日、DeNA戦に先発した阪神藤浪晋太郎(23)について、テレビ中継の解説者がこう言っていた。

 インフルエンザ明けからの復帰登板となったこの日は5回2失点。今季2勝目を挙げたものの、投球の不安定さは改善される気配がない。

 初回の2四球に始まり、二回までに4点の援護をもらいながら、制球が安定しない。ボールが大きく外れると不安そうな表情になり、集中力を欠くのは、5回9四死球、2失点で負けた今季初登板のVTRを見ているようだった。

 三回1死二塁では梶谷の投ゴロを捕球後、二塁走者を刺そうとして悪送球して傷口を広げ、筒香に適時打を浴びた。四回には2死から下位打線に連続四球。五回も2死から筒香に今季1号となるソロを献上し、その後も連続安打を浴びる苦しい内容だった。

 五回までに5安打5四球、108球を要する投球に金本監督もさすがに我慢できなかったのだろう。この回限りで降板。チームは勝って2位に浮上したが、金本監督は、「コントロールがなかなかつかなかった。次回はしっかりいいところを見せてくれると思う」と奮起を促した。

アストロズ青木がアドバイスするも…

 藤浪は3月のWBCの際、米アリゾナカブスとの練習試合に先発、4回4安打3失点、4四球を与え、負け投手となった。代表関係者が言う。

「その試合後、青木(アストロズ)とグラウンドからクラブハウスまでの約5分間、ゆっくり歩きながら話をした。『考えすぎて、野球を楽しめていない部分がある』と話した藤浪に、青木は『もっと楽しんでやれ』と声をかけたそうです。最速160キロの素晴らしいボールを持っているのに、せっかくの才能を持て余しているようではもったいないと、青木は考えていたようです」

 解説者や青木は「考えすぎるな」「楽しめ」というが、今の藤浪はそのレベルに到達してはいない。4日のヤクルト戦で畠山に危険球まがいの死球を与えるなど、コントロールの悪さは有名。制球力をアップさせるのに近道はない。考え込んでいる暇などないはずだ。

 

若いから色々悩むのは仕方がない。

どんな状態でも悩みは必ずある。

結果を出すことにより、悩みを進化させることが重要である。

一定の結果を出した藤浪はその段階に入ったという事であろう。

 


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