【阪神】北條のＶ打で広島に１差！首位奪取へ金本監督「新たな気持ちで５月に勝ち越す」
【阪神】北條のＶ打で広島に１差！首位奪取へ金本監督「新たな気持ちで５月に勝ち越す」 （スポーツ報知） - Yahoo!ニュース
◆阪神３―２中日（３０日・甲子園）
北條が弱気の虫を振り払う一打で試合を決めた。同点の８回２死満塁。初球の甘い球を見逃し、２球目はボール球を空振り。「追い込まれていたけど必死に食らいついて打ちました」。３球目。外角直球にバットを必死に出すと打球は右前に弾む決勝打となった。
この試合までの得点圏打率は５分９厘。不振でスタメン落ちも経験し、前日２９日の守備では、自らの二塁ベースカバーの遅れが敗戦につながった。打席に入る直前はネクストバッターサークルで代打・高山を見つめながら「高山さんで決めてくれと思っていた」。だが、片岡打撃コーチから「おいしいところやねんから思い切っていけ」と活を入れられた。スイッチが入り気持ちで打球を運んだ。
昨年終盤に遊撃のポジションを鳥谷から奪ったプロ５年目の若武者が、試合を決める一打を放てば、今季初めてスタメン落ちした背番号１は７回に代打で「与えられた所でしっかりやるだけ」と左前打を放ち意地を見せた。過去に鳥谷からは「俺のことは気にしないで思い切ってやれ」と背中を押されているだけに、結果で応えるのが一番の恩返しだった。
今季最多４万６３５１人のファンの前で２カードぶりの勝ち越し。これで日曜日は４連勝で首位・広島とのゲーム差は１に迫った。選手起用で試行錯誤を繰り返しながらも４月最後を勝利で飾った金本監督は「貯金４で終わるのと２で終わるのと全く違う。４月、足りなかったところを反省して、新たな気持ちで５月に勝ち越していこうと思います」と、首位奪取を視野に入れた。（橋本 健吾）
GW最初の日曜日。
今季最多４万６３５１人のファンは幸せ者と言ってもいい。
これで日曜は4連勝との事。まさにサンデータイガースである。
さあ、広島はこいのぼりの季節までと相場は決まっている。
これからは、虎の季節である。
