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トラ若武者・北條「必死に食らいついた」 迷い払うV打

トラ若武者・北條「必死に食らいついた」 迷い払うV打 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

 

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 打球が一、二塁間を抜けた瞬間、甲子園のスタンドは興奮の渦に包まれた。阪神は2-2の同点で迎えた八回、2死満塁で北條が右前適時打。「めっちゃ、うれしいです。必死に食らいついていきました」。最大の見せ場で悩める若武者のひと振りが試合を決めた。

 簡単に2ストライクと追い込まれてからの3球目だった。満塁で相手バッテリーも内角攻めはしづらい場面。外角一本に的を絞って、逆らわずに右へ流し「いい形で打ててよかった」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

 遊撃手として出場を続ける今季は守備面の重圧もあって、なかなか打撃の調子が上がらない。八回も「(前の打者の)高山さんが決めてくれと思っていた」。が、高山は四球で歩き、満塁という大チャンスが訪れた。

 「代打を出されるかも…」という不安も頭をよぎったが、片岡打撃コーチから「おいしいところやないか」と声をかけられたという。「あれで絶対に決めてやるという気持ちになった」。心に渦巻いていたマイナス思考を拭い去り、ベンチの期待に応えた。貯金4で4月を終え、金本監督は「(北條は)チャンスで打ててなかったけど、これをきっかけにしてほしい」と期待を寄せる。ゴールデンウイークに入り、今季最多の4万6351人が詰めかけた甲子園。その中心で北條が吹っ切れた笑顔をみせた。(丸山和郎)

 

チャンスに打てなかった北條が四月最後に見事な結果を出した。

マイナス思考を取り払うきっかけに片岡打撃コーチのアドバイスがあった模様。

これから若虎の逆襲が始まる。

 

 


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